

勿論、祭りを楽しみに行くのではない。ブログ用のビデオや写真撮影のためである。秩父市は私の家からだと山越しになるので6〜7回(?)しか訪ねた事がない。それも大半はジックリとお寺参りをしたのでなくドライブが主なので地理に疎い。
こんな状況では、ビデオ・写真撮影に支障が出るので下見をして来た。土地の人に山鉾のルートや時間などを尋ねて撮影場所の選定を試みたのである。
土地の人はやはり土地の人間である。山鉾は毎年見ているのでマンネリになっているのだろう。それよりも、花火を自慢していた。山鉾が ダンゴ坂(談合坂? 団子坂?) を登りきると打ち上げられる花火が大変綺麗で、ソレを見るのを楽しみにしているとの事であった。
話が逸れた。山鉾のルートを下見していて、掲載写真のお寺に出会った。京都、奈良、鎌倉を問わず有名な神社仏閣は同様であるが大抵拝観料を払わないと本尊様にお会いできない。
秩父市の各お寺も同様と思っていたので、山門が開放されているのが珍しくて写真撮影となった。
誤解を招くといけないので、お断りしておきたい。
私は拝観料を払わないと山門から入らせて頂けない事をドウコウ言っているのではない。時代の流れで、庶民や権力者、金持ちの信仰心が薄れてお寺も神社も生活や建造物等の維持管理が大変なのである。それに、無制限に開放していると心無い人々が悪さをする目的で来る事もある。入り口を制限して有料にしておけばある程度予防出来る。
山門を開放しておくのも、拝観料を出さなければ入れないようにしておくのもお寺等の管理者?の考え方次第なのだ。ドチラガ ドウノ と私が論じる問題ではない。