20/7/25 非公開に
老人にとって ・・・ 私にとってと言い換えてもいい。年金(収入)、健康(病気)、医療制度、介護制度等々の社会保障や、移動は車に頼っているので車の経費や交通取締り(警察)に関することや、家族・親戚、同窓生、ご近所のことは、投稿記事にするには、切実過ぎて、生々しく息苦しい。だから、出来るだけ避けている。避けざるを得ない。
その点、非現実的なTVドラマを、胸をわくわくさせ楽しんで、適当にブログへ感想を投稿する「お気楽人生」、バーチャル生活はストレスが発生しないので、健康にマッコトよろしい。昨夜も贔屓俳優(歌手?タレント?)のキムタク主演「CHANGE」を楽しませてもらった。
フジテレビ(関東地区8チャンネル)月曜午後9時の放送である。我がブログご訪問者におかれては、私と同じ感覚、生活信条、発想をお持ちの筈だから、きっとキット視聴なさっていると信じている。詳しく出演俳優や粗筋を紹介するのは止そう。
そのキムタク(木村拓也)主演のドラマ「CHANGE」の中で、新米・素人のキムタク総理大臣が、
良いことを言っていたねー
ドラマだから言えるのだねー
非現実だから、本当の「民」の声を代弁することが出来るんだねー
国がダムを作ったことで海(湾)に注ぐ水の成分や流れが変わり、クラゲが大量に発生し、魚が取れなくなり生活に困窮していると漁民が国を相手に損害賠償の訴訟を起こし一審で勝利した。国は他の問題に波及し多額の保障問題に発展することを恐れ、ダムとクラゲの大量発生に因果関係なしと切り捨て、控訴しようとする。その国の方針の「決済」をキムタク総理に求めてきたのだ。
国の担当役人、キムタクを総理に祭り上げた政党の大物達、内閣の要の官房長官、秘書等々周りの連中が挙って控訴は当然だ、認めよ(署名せよ)と圧力をかける中、調査資料・経過資料の中に因果関係を認めた学者の存在を見つけたキムタク総理は俄然調べ始め、選挙参謀だった同居人の手を借りて事実を掴み、ど素人なら組易しとキムタクを総理に祭り上げたが苦労人の元担当大臣の「木枯らし紋次郎」議員の教えで因果関係を認めた学者と接触、ついに、国の責任を認め、控訴断念を記者発表するに至った。「木枯らし紋次郎」議員は、現実の世界で参議院無所属議員の筈だ。(ドラマに戻って)彼は若き日の自分をキムタク総理大臣に見出して、人形総理ではないことに気付き、取って置きの情報を彼に授けたのだ。
元担当大臣だった「木枯らし紋次郎」大物議員との会話の中で、キムタク総理曰く・・・
悪い事をしたら償うのは当たり前じゃないですか!
普通に生活している人より、国は偉いんですか?
役人は偉いんですか?と、公害問題、国の責任問題に対する政治家や役人の姿勢に疑問を投げかける ・・・
ドラマの作者は、主人公に自分の「魂の叫びを」語らせる。現実にこのような総理なら、GDPやGNPは低くなっても、民の”幸せ指数”は急騰するはずである。内閣の支持率だって、大幅アップの筈である。
ドラマはドラマ、現実にはありえない。だからドラマなのである。
それにしても、キムタクは何時も良い役を貰えるねー!
ドラマを盛り上げる脇役陣は豪華そのものだ。キムタクは幸せな奴だ!

掲載の写真は、自宅庭の「梅もどき」である。平成20年6月2日撮影。