過日、家族から 「シンクロが始まるよ!」 と呼びかけられたが、何故かシンクロ界がゴタゴタしている印象があってTV放送を見る気にならなかった。案の定、終わってみれば「5位」である。惨敗だ。今後は王者ロシアを含む世界大会で3位以上になるか、中国を含むアジア大会で優勝しない限りオリンピック出場権は得られないと言う。
フリールーティン終了時点で 4位 と知って、その原因を知りたくなり、インターネットで色々検索して見た。日本のシンクロを永年率いてきた「井村雅代」の中国コーチ就任が原因らしい。スペインの大躍進も日本人のコーチ「藤木麻祐子」が就任した結果らしい。昨日までは、何故「井村」や「藤木」が中国やスペインのコーチに就任したのか分からなかったが、先ほどようやく納得する書き込みを見つけた。
(否、漠然と推測はしていたが、関連情報を見つけることが出来なかっただけである)
その情報(書き込み)とは、常日頃殆ど閲覧しない「2チャンネル」で見つけたものである。
内容は次の通りだ。引用に著作権云々のご批判はご勘弁願いたい。
---------------------------------------------------------------------------------
井村は30年近くにわたって日本シンクロ界を支えてきた。
井村無くして現在の日本シンクロは無かったといっても過言ではない。
1984年 ロサンゼルス五輪 シンクロ正式競技化、
元好・木村組でデュエット銅メダル
1988年 ソウルオリンピック 小谷・田中組でデュエット銅メダル
1992年 バルセロナオリンピック 奥野でソロ銅メダル
(ソロは現在オリンピックでは行われていない)
1996年 アトランタオリンピック チーム(8人制)銅メダル
2000年 シドニーオリンピック デュエットの立花・武田組、チームそれぞれ銀メダル
2001年 世界水泳選手権福岡大会 立花・武田組デュエットで世界大会初の日本人金メダル
2004年 アテネ五輪 デュエットの立花・武田組、チームそれぞれ銀メダル
ところがメダルを期待され注目されるようになると、周囲がいろいろ選手に直接口出しをするようになる。選手のためにならないと考えた井村はそれをシャットアウト、手柄には自分が関わった事にしたい協会の人間の反感を買う。
加えてメダルを取る事が当たり前のように考えられてくると銀以上が取れない井村への風当たりが強くなってくる。この辺で自分はヘッドコーチを外れるべきだと考えた井村はアテネ終了時に立花・武田両選手とともにヘッドコーチを引退した。
アテネ後、シンクロ日本代表チームに関して何の権限も与えられずにいた井村は、自分のクラブで教えるだけの日々が続く。海外のシンクロ界ではこれだけ日本のシンクロを世界レベルに押し上げた井村がヘッドコーチ引退後もっと上の要職についていると考えられていた。
しかし1年ほど経っても国際舞台に現れない井村に「今どうしているんだ?」という問い合わせがあり中国チームコーチへのオファーにつながった。
--------------------------------------------------------------------------------
8月23日発表された。日本水泳連盟の「金子正子」シンクロ委員長は、代表コーチを含めて今年限りで退任する意向だそうだ ・・・・・