2012年04月25日

埼玉県立こども動物自然公園の 【コアラ】 を撮影してきました。

埼玉県東松山市にある 埼玉県立こども動物自然公園の目玉 【コアラ】 のいい写真はなかなか撮れない。コアラが光りに敏感な動物だからってことで、撮影時のフラッシュ禁止・・・だからではない。ほとんど静止しているから撮影しやすい筈だが、ガラス越しの我々カメラマンの方に顔を向けてくれないからである。珍しく何とか披露できるものが撮影できたのでご披露である。

240425-54 こども動物.jpg 240425-55 こども動物.jpg


ラベル:希少動物 コアラ

2010年07月30日

埼玉県立 こども動物自然公園 が、夜八時まで開園時間延長!

埼玉県東松山市にある「埼玉県立こども動物自然公園」が下記の日程で午後八時まで開園時間を延長すると「東京新聞」が報じている。
夜行性の「コアラ」や「ナマケモノ」の今までとは異なる生態が拝め、色々なイベントもあるそうだ。
開園時間延長日:
8月7日(土)、8日(日)、13日(金)、14日(土)、15日(日)、21日(土)、22日(日)

2010年05月22日

こども動物自然公園に「薔薇園」がありました!

一昨日訪ねたのは「埼玉県立こども動物自然公園」である。植物園ではない。園内の一角にバラ園が設えてあってもそれは脇役だ。関心を寄せる観客は少ない。あるべきところにあれば注目を浴びるのだろうに ・・・
折角の薔薇が可愛そうである。写真二枚だけでも紹介したい。

220520-61 こども動物自然公園.jpg 220520-63 こども動物自然公園.jpg
昨日(5月21日 金曜日)のご訪問者数=184人、ページビュー数=436回

2010年05月21日

夏初月 レッサーパンダも 心地よく (俳句 こども動物自然公園)

空の雲行きが怪しいので、登山、ウオーキングの類は避けて、雨になっても直ぐ避難できる埼玉県東松山市にある「県立こども動物自然公園」を訪れた。昨日のことである。随分と久しぶりである。ありがたい事に私は無料で入場できる。顔パスではない。幼児・高齢者は入場無料の特典ありなのである。毎回必ず見に行くレッサーパンダ(小熊猫)にご挨拶、時間が悪かったのかな? 一匹は木の上でお昼寝、一匹はガラス越しで撮影、いい画像は撮影できなかった。何だか申し訳ない感じである。
夏初月 レッサーパンダも 心地よく

220520-54 小熊猫.jpg
昨日(5月20日 木曜日)のご訪問者数=354人、ページビュー数=2720回

2009年04月23日

埼玉県立こども動物自然公園へ レッサーパンダ に会いに行ってきました!

天気よし、湿度少なく、風少々 ・・・ 真に結構な散歩日和である。こんな日に、ブログ更新に四苦八苦しているなんざー 馬鹿の見本である ・・・ エッ! 誰のこと? 深く追い詰めないのがよろしい様ですよ。久しぶりに、彩の国(埼玉県)東松山市の 県立こども動物自然公園へ、レッサー・パンダ に会いに行って来ました。元気でしたよ!

210423-37 レッサー・パンダ.jpg
掲載の写真は、平成21年4月23日 午後3時ごろ 撮影

2009年03月15日

都庁

バブルの塔
東京都:780億円かけ都庁舎を改修…来年度から10年間

東京都は10日、都庁舎(新宿区西新宿)を来年度から10年間にわたって改修する方針を明らかにした。改修費は約780億円に上る見通し。財源は都有財産の売却益や貸し付け収入を充て、「無駄遣いをするつもりはない」(財務局)という。

都によると、91年の開庁から約18年が経過し、空調(約1000台)や照明(約6万台)の故障が増、更新が必要になっている。省エネ機器に入れ替えることで、二酸化炭素(CO2)の排出量を年間約2400トン削減できるとみている。ほかの都の施設852棟も、8300億円程度の事業費で改築・改修していく方針という。

都庁舎は戦後日本を代表する建築家である丹下健三氏の設計で、1569億円をかけ建設された。48階建ての第1本庁舎、34階建ての第2本庁舎、7階建ての都議会議事堂からなる。都は「100年以上の使用に耐えられる」と説明するが、年間維持費は約40億円に上る。【木村健二】
【関連記事】

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http://www.j-cast.com/2008/09/02026132.html

年10万円超!FX最高水準スワップ金利が毎日発生。無料FXフォーランド
「都庁改修費なんと1300億円」 大誤報か、時事の特ダネか
2008/9/ 2 コメント(12)

東京都庁が1300億円を投じて新宿の本庁舎ビルを大改修するという記事を、時事通信が2008年8月26日に配信した。「日刊ゲンダイ」も08年9月2日付けで同様の記事を書いた。都庁舎の建設費は17年前で約1600億円。1300億円という数字は建替えに匹敵するとんでもない額だ。都庁はこの記事に「全くの誤報だ」と立腹している。いったいどちらが正しいのか。「いっそのこと都庁を建替えたらどうか」

17年前に約1600億円の巨費を投じ建てられた東京都庁

時事通信によると、都庁本庁舎ビルを今後10年程度かけて大規模改修する計画で、改修費は総額1300億円規模に上る見込み、と書いている。「設備の老朽化」などが理由で、「庁舎完成前後には、その巨大さや豪華さを批判された経緯があり、再び巨費を投じる大規模改修に都民から反発の声も上がりそうだ」と結んでいる。

時事通信の独自記事で、事実なら「スクープ」。「日刊ゲンダイ」は08年9月2日付けで後追いした。記事によれば、改修費に1300億円もかかるのが本当なら、「いっそ簡素で維持費がかからないビルに建替えたらどうか」と提言している。都庁舎は「バブルの塔」と呼ばれ、バブル期に計画され「好き勝手」に作った結果、複雑な造りになってしまった。そのため改修費が嵩み、維持費も年間50億円も必要。蛍光灯一本換えるのに一週間、窓ガラスを拭くのも大変で「建替えしたほうがいい」というわけだ。

これらの記事は本当なのかJ-CASTニュースが東京都財務局に聞くと、「とんでもない誤報です。時事通信の取材はありましたが、そういう事実はありませんよと伝えたところ、記者は『誤報でも書きたい』と言いました。まさか本当に記事になるとは。ビックリして、(時事通信に)猛烈に抗議をしました」と話し、かなり立腹している様子だった。都庁内部でも様々な立場での思惑が錯綜??

同財務局によれば、完成して17年も経っているため、大改修となれば、どこを直すのか、どれくらいの経費がかかるかを計算して計画を策定。その後、改修予算の承認、という流れになるそうだが、現在のところ改修の計画すら固まっていないのだという。1300億円という数字については、「どこから出てきたのか逆にこちらが知りたいです」というのだ。

J-CASTニュースが記事を書いた時事通信の内政部に取材すると、記事を配信するに当たり裏付けは取っている、としたものの、「都庁内部でも改修費に関する様々な立場での思惑が錯綜している。莫大な費用になることを懸念し、反対する動きもある。改修費については今後、都民の反応を見ながら決定されるので、1300億円という数字が変わっていく可能性もあるわけです」というあいまいな説明だった。
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2009年02月02日

ダボス

世界各国の政治家や大企業のトップなどがスイスの"ダボス"に何千人も集まり、様々な問題について話し合う世界で最も有名な経済会議世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」が行われ、麻生首相も参加、特別講演を行ったが、原稿を読み上げる際に「決然」を「けんぜん」、「見地」を「かんか」、「基盤」を「きはん」とぞれぞれ読み間違えたそうである。

「金持ちクラブ」との批判もあり、限られた人たちが人脈をつくり、市場経済主義を促進するのがほんとうの目的だったりするのだ。
ダボス会議は法人会員制をとっているため、たかが会議に出席するのに参加費として3万7600ドル、日本円にして約400万円(!)も支払わなければいけないのだ

2009年01月30日

まぐ

旅行を趣味の世界とは思わないのだが、明らかに人によって好き嫌いがあるのは事実である。やはり趣味の世界なのだろう。私は好きな一派で、埼玉に居る限り東西南北、四方八方ワンサカ候補地が有るが、奥方が好きでない一派なので中々チャンスが無い。ならば、一人で、或いは、同好の士を募って行けばいいではないか、って事になるが、其処まで強い気持ちは持ち合わせていない。

●旅行に行きたいような行きたくないような…
ただいま旅行を計画中。我が家は犬がいるので、犬も泊まれるホテルでないとダメなんです。前に一度愛犬を連れて泊まったことがあるのですが、他の犬におびえまくって、ちっとも寝ないし吠えるしで散々だった思い出があります。一軒まるまる貸切できるところでも探そうかなぁ…。ところで、なんとウィまぐスピードくじで210万円の当選者が出ましたよ!210万円あったら、別荘建築資金の足しにして、愛犬と思う存分旅行にいけるな〜。      (けい)

ウィークリーまぐまぐ[エンタテイメント] 2009/01/30 号
【ウィークリーまぐまぐは、転載, 複写, 大歓迎です。】と記述されています。

2008年11月02日

彩の国 鶴ヶ島市高倉の獅子舞が日枝神社等に奉納されました。明日も行われます!

彩の国(埼玉県)鶴ヶ島市高倉の日枝神社で、11月2日(本日)鶴ヶ島市重要文化財の獅子舞が奉納された。明日(10月3日)が本番だ! 本日、日枝神社・稲荷神社・(高福寺)で催された様子を写真で紹介する。

詳しくは、リンクしておいたので ここ(高倉の獅子舞) をクリック願いたい。

201102-36 鶴ヶ島高倉の獅子舞.jpg

以下の写真はサムネイルしているので、写真をクリック下されば大きく映出します。
201102-37  高倉の獅子舞.jpg  201102-43   高倉の獅子舞.jpg  201102-52  高倉の獅子舞.jpg

201102-61  高倉の獅子舞.jpg  201102-64  高倉の獅子舞.jpg  201102-75  高倉の獅子舞.jpg

201102-99  高倉の獅子舞.jpg  201102-110  高倉の獅子舞.jpg  201102-155  高倉の獅子舞.jpg

201102-170  高倉の獅子舞.jpg  201102-176  高倉の獅子舞.jpg  201102-185  高倉の獅子舞.jpg

201102-206  高倉の獅子舞.jpg  201102-219  高倉の獅子舞.jpg  201102-241  高倉の獅子舞.jpg

201102-254  高倉の獅子舞.jpg  201102-271  高倉の獅子舞.jpg  201102-274  高倉の獅子舞.jpg

※※ 掲載の写真について
掲載した写真については、映っている方や建物等々の肖像権侵害、私生活権侵害、犯罪誘発にならぬよう私なりに吟味した上での投稿ですが、個人・組織により感じ方は異なります。真に恐縮ですが、もし掲載に不適切なものがあったり、不快に感じられましたら、その旨を「コメント欄」に書き入れて下さいますようお願い申し上げます。その場合は、写真を削除するなり、ブログを閉鎖するなり、即、対処いたします。よろしくお願い致します。

削除要求コメント等は何方でも結構ですが、出来ましたら映っている方とのご関係をご記述頂ければ幸いと存じます。
ラベル:高倉の獅子舞

2008年09月11日

□■大阪 試験公開

以下の記事は、私個人の為に「忘備録」として保存したものです。
著作権侵害云々のご批判はご無用に願います。
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2008年09月17日11時02分
●学力テスト結果を公表へ=大阪府柏原市
 大阪府柏原市教育委員会は17日までに、全国学力テストの平均正答率を公表することを決めた。橋下徹知事の意向を受け、府教委は市町村教委に公表を要請していた。府教委の要請を受けて公表を決めたのは柏原市教委が初めて。
 市教委は10月下旬にも市のホームページや広報で公表する予定。柏原市には小学校が10校、中学校が6校あるが、学校別の結果は公表しない方針。
 学力テストの結果公表は16日に開いた臨時教育委員会で決めた。市教委によると、会議では「自治体の序列化につながる」といった意見も出たが、「市民の関心が高く、説明責任がある」との結論となり、教育委員5人全員が公表することで一致したという。

■巨人 渡辺恒雄 王監督 WBC

巨人・渡辺恒雄オーナーは何故偉いのですか?
質問者:hatimittsu 最近TVのスポーツニュースで渡辺恒雄オーナーの発言をよく耳にしますが、彼の発言で納得できたものはありません。
発言しているのを聞くと「人を不愉快にさせるためにわざとこんな馬鹿なことを言っているのでは?」とさえ思わせるような非常識な事ばかりのようです。
彼がお金を持っているのはわかります。しかしお金を持っていれば何を発言しても許される(選手会に対する「分をわきまえろ」発言など)訳ではない事はきちんとした地位にある大人の人間であれば自ずとわかるはずだと思うのですが・・・。
私が知らないだけなのかもしれませんが、彼はこんなすばらしいことをして偉くなった、とか、このような立場にいる人物だ、とか素人の私でも納得できる理由をご存知の方いらっしゃいましたら教えてください。
今のままではこんな人物の下に平気で従っている巨人の選手達もやはりお金の為なのか、どこかおかしいのではないかとさえ思ってしまいます。
困り度:

* 暇なときにでも

質問投稿日時:
04/07/09 12:30
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この質問に対する回答は締め切られました。
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回答良回答20pt
ANo.3 これは、ナベツネがというより読売が、
戦前からずっとプロ野球を引っ張ってきたからです。
言い換えれば、最初から日本のプロ野球は、
読売の一人勝ち状態になるようになるように作られていたと言えます。

参考URLは、ちょっと前まで発行されていたアンチ巨人のメルマガのサイトです。
そのメルマガのバックナンバーから、「第26回 正力松太郎 2001/6/12」を読んでください。
(その他の号も必読ですが)

つまり、ナベツネでなくても、
読売の社長であれば巨人のオーナー、
巨人のオーナーであれば実質上のプロ野球界最高権力者であると言えます。
もっとも、ナベツネほどその地位にふさわしい人物はいないとも言えますが。もちろん悪い意味で。
回答者:kumataro_
種類:回答
どんな人:一般人
自信:自信あり
回答日時:
04/07/09 12:59
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参考URL: http://homepage.mac.com/butinyaon/index.html
この回答へのお礼 野球というのはスポーツではなくやはり一つの興行なんですね。プロである以上お金儲けの手段でしかない・・・う〜ん、それはそうだけど、だったら変に青少年の健全な育成に・・・なんて御託を並べないで、人気があるんだから茶バツもなんでもOK!って言ってくれた方がよっぽどすっきりするのになぁ。(以前茶パツの選手も否定してましたよね、人気あるのに)
回答良回答10pt
ANo.2 客が一番入るのは巨人戦です。
だから巨人のオーナーの力は絶大なんです。
でも逆の見方をすれば、他の球団のオーナーは長いもののは巻かれろと言った感じでいいなりになっているわけで、そっちのが問題だと思いますね。
まあ、今の野球界のシステムを作った人のようなものですからね。
TOPが叩かれるのは、いつものことです。
回答者:disease
種類:回答
どんな人:経験者
自信:自信あり
回答日時:
04/07/09 12:57

* ログインして投票する
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この回答へのお礼 確か他球団のオーナーさん達は皆比較的若い方達でしね。
渡辺氏を立てる為に、渡辺氏と歳の近い人はオーナーになれないなんて裏取引があったらすごいですよね。
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王監督「現時点での体調では無理」WBC指揮を否定
試合前、可動式屋根を開いたヤフードームで、会話を交わす野村監督と王監督(右)

 巨人・渡辺恒雄会長(82)は10日、都内で取材に応じ、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の監督候補について「ワンちゃんしかいない」と発言。ソフトバンク・王監督が適任との見方を示した。

 巨人・渡辺会長の発言を受けた王監督はWBCの日本代表監督について、改めて就任を否定した。この日の試合後、「何ともなかったら前回もやっているし、そう言われればと思うけど。現時点での体調では無理だと思う」と話した。

 06年7月に胃の全摘出手術を受け、今季も8月14日のロッテ戦を体調不良で休養するなど万全ではない。「体的に大変な仕事だから。先頭で切り込み隊長をやっていける人でないと、後で悔いることになる」と、ふさわしい人物像を挙げた。また、17日には、オリックス戦(スカイ)に加藤良三コミッショナーが訪れるため、「その時に(ヒアリングなどの)要請があればね」と、意見交換には柔軟な姿勢を見せた。
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□■北朝鮮 女スパイ

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以下の記事は、私個人で利用するため掲載・保存しています。
著作権違反云々のご批判はお受け致しかねます。
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==女スパイ:疑われる脱北者、北の家族を心配==

脱北者を装った「女性スパイ」事件が発生したことで、脱北者団体の関係者たちはもちろんのこと、一般の脱北者たちも戸惑いを隠せずにいる。

今回のスパイ事件をきっかけに、脱北者たちが抱くようになった懸念は大きく分けて三つ。

まず、脱北者たちの韓国国内での行動が北朝鮮に報告されてしまったことで、北朝鮮にいる家族たちが被害を受ける恐れがあるという点だ。北朝鮮は最近、韓国で反北活動を繰り広げている脱北者の家族たちを処罰しているという。今回のスパイ事件をきっかけに、主な脱北者たちの活動内容が北朝鮮に定期的に報告されていた可能性が高いことが明らかになり、脱北者たちの気苦労は絶えない。

安全保障関連の講演に参加した元軍人のある脱北者は「自分の情報が北朝鮮に渡り、残されている家族たちが被害を受けるようになることが最も恐ろしく、胸が痛む」と話している。実際、現在も北朝鮮に家族が住んでいることを理由に仮名を使い、対外活動を行うことができない脱北者たちも少なくない。

次に、反金正日(キム・ジョンイル)活動を展開する脱北者たちの身辺の不安と、脱北者社会の分裂だ。北朝鮮民主化委員会のチャ・ソンジュ事務局長は「国家安全保衛部が北朝鮮で住民3人に一人を保衛部のスパイとして育て、友だちの間柄でも言葉を慎むよう教育するなど、恐怖感を植え付け、社会を統制しているが、韓国内の脱北者社会もそのようにつくり上げようとしているのではないか」と語った。

互いを信じられないようにする保衛部の国内戦略が、韓国国内の脱北者社会にもそのまま適用されているというのだ。また、ファン・ジャンヨプ元労働党秘書や自由北朝鮮放送の金聖民(キム・ソンミン)代表など主な脱北者の暗殺を試みたという元正花(ウォン・ジョンファ)容疑者の言動にも、脱北者たちはおびえている。

金正日総書記の夫人方のおいに当たる李韓永(イ・ハンヨン)氏が暗殺された事件は記憶に新しいが、特に北朝鮮で幹部だった脱北者たちの間では緊張が広がっている。

最後に、韓国国内に定着する脱北者に対する韓国国民の不信が深まるという点だ。現在韓国には1万4000人余りの脱北者たちが暮らしているが、そのほとんどが順調に定着することができずに苦しい生活を余儀なくされている。

脱北者同志会のイ・ヘヨン事務局長は「現在韓国に住んでいる脱北者たちが抱えている最大の問題は就職問題だが、今回の事件で脱北者に対する信頼が崩れてしまいそうで心配だ」と話している。

==李国防相「現役将校の同調は許せない==

李相熹(イ・サンヒ)国防部長官は28日「脱北者になりすました女性スパイ事件に軍の現役幹部がかかわっていたことを深く遺憾に思う」と述べた。

李長官はソウル竜山(ヨンサン)国防部で、金泰栄(キム・テヨン)合同参謀本部議長と陸海空軍の参謀総長らが出席した中で行われた軍首脳緊急会議で「女性スパイに不審な点をつかみながらも同調したのは明らかな利敵行為であり、現役将校として許されないことだ」と強調した。

李長官は「同事件は北朝鮮が相変わらず対南革命力を強化し、韓国社会の内部深くに侵入していることを意味する」とし「軍幹部の誰もが(北朝鮮の)包摂の対象になり得ることを明白に認識すべきだ」と呼びかけた。

李長官は会議後の記者会見で「女性スパイ事件に対する軍の措置と対策に不十分な点がある」とし、より厳しい措置を取っていくことを予告した。李長官は「スパイが軍部隊で行った講演で北朝鮮体制をかばう発言をしたが、それを摘発できずにいた」とし「今後こういったものをどう摘発していくかについて考えている」と付け加えた。

国防部は29日から来月12日にかけて▽全軍将兵を対象にした大隊長級指揮官による特別精神教育▽身元情報を偽装した南派工作員が軍に侵入した事例の教育▽再発の防止に向けた説明−−を行う予定だ。

ある関係者は「軍部隊で安保教育を行う脱北者出身の講師の身元情報を徹底的に検証し、発言の内容などを検証するシステムも作る考えだ」とし「海外に派遣された将兵への対策も講じている」と伝えた。

==北朝鮮、脱北女スパイ事件を「ねつ造の謀略劇」と反発==

脱北者を装った北朝鮮工作員らが韓国検察当局などに摘発された事件で、朝鮮中央通信は3日、祖国平和統一委員会報道官の談話を伝え、「事件は資料を捏造(ねつぞう)した完全な謀略劇だ」とし、李明博(イミョンバク)政権を非難した。

北朝鮮側が事件に反応を示したのは初めて。

談話は2日付。事件で起訴された元正花(ウォンジョンファ)被告(34)の名前には触れず、「北朝鮮で無料教育、無料診療の恩恵を受けた」にもかかわらず、詐欺や窃盗を繰り返したと指摘。「法の裁きを逃れるために不法越境して南朝鮮(韓国)に逃げた醜い人間」とこき下ろした。元被告の共犯として逮捕された継父(63)についても、「職を転々とした怠け者で人間のくず」と決めつけた。

北朝鮮は2人が工作員であることは否定しているが、こうした形で北朝鮮出身者だと認めるのは極めて異例。

談話は今回の事件について、「我々に対する重大な挑発だ」と指摘した。
(2008年9月4日01時38分 9月4日 17:44 保存)
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脱北女スパイに資金支援容疑、韓国潜入の継父を起訴
(2008年9月4日19時36分)

脱北者を装った北朝鮮工作員が摘発された事件で、韓国検察当局などの合同捜査本部は4日、元正花(ウォンジョンファ)被告(34)に10億ウオン(約9600万円)相当の支援をしていたとして、元被告の継父、金東順(キムドンスン)容疑者(63)を国家保安法違反の罪で起訴した。

金容疑者は朝鮮労働党の党員で、ソウル市内の自宅に党員証を隠し持っていたという。

合同捜査本部の発表によると、金容疑者は2003年12月〜06年1月、中国で10億ウオン相当の北朝鮮産タコなどを元被告に渡し、元被告の資金援助をした。脱北者を装って06年12月、カンボジア経由で韓国に潜入。08年4月ごろ、韓国に亡命した黄長(ファンジャン)ヨプ元朝鮮労働党書記の居場所を探し始め、脱北者支援団体に加入して幹部から居場所を聞き出そうとしていた。(ヨプは、火ヘンに「華」)
(2008/9/11 保存)
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脱北女スパイ’元正花(ウォン・ジョンファ 34歳)の人生

北朝鮮国家安全保衛部の工作員であることが確認された元正花(ウォン・ジョンファ、34)のスパイ行為は、第1次世界大戦当時にフランスの将校を懐柔したドイツのスパイ、マタ・ハリの活動と似ている。 元正花は韓国への入国、定着、軍事機密収集など重要な場面で愛情関係を媒介に男性を利用した。元正花は160センチにもならない小さな身長で、やや太り気味だったという。合同捜査本部の関係者は「やや太り気味だが、典型的な北朝鮮の美人型の顔」と話した。

15歳から南派訓練=合同捜査本部によると、元正花は15歳だった1989年から特殊部隊で南派工作訓練を受けたが、訓練中に負傷し、92年に除隊した。その後、デパートで商品を盗み、教化所(教導所)に収監された。その後も亜鉛5トンを盗んで摘発され、6年間、隠れて過ごした。当時、北朝鮮では亜鉛1キロを盗んでも銃殺刑に処されたが、親戚の助けで亜鉛窃盗事件はうやむやにされた。

その過程で元正花は北朝鮮保衛部に工作員として抜てきされた。捜査本部は「保衛部が元正花の大胆さと臨機応変な能力、性の開放性を高く評価し、工作員として抱き込んだ」と分析した。

元正花は金永南(キム・ヨンナム)北朝鮮最高人民会議常任委員長と遠い姻戚関係だ。元正花の母が再婚した男Kの姉の娘が、金委員長の息子の妻。平壌(ピョンヤン)美術大学を卒業した養父Kは2年前に韓国に潜入、スパイ活動を続けてきたが、今回逮捕され、公安当局の調査を受けている。

スパイ活動は98年に中国で始めた。中国・延吉で脱北者を捜し出し、中国公安を通じて強制北送する任務を遂行した。 元正花が北朝鮮に送った人の中には、99年に行方不明になった韓国人事業家Yが含まれている可能性が高いという。

性関係で男を利用=元正花は中国のカラオケでホステスとして働き、脱北者や韓国人男性を接触した。 その時、保衛部から韓国侵入指令を受けた。元正花は韓国男性と結婚して入国する方法を選んだ。

元正花は中国同胞を装い、01年、韓国人Cと結婚して韓国に入国した。入国時は妊娠7カ月だった。北朝鮮保衛部は「妊娠した状態なら(韓国公安当局の)疑いを避けられる」と指示したという。韓国に入国した直後、Cとはすぐに離婚した。子どもはCの娘でなかったことが確認された。中国で一時同居していた韓国人事業家Tの子どもだった。Tは妻帯者だった。

元正花は同年11月、国家情報院(国情院)に脱北者であることを自ら明らかにし、ハナ院で教育を受けた。02年に京畿道(キョンギド)の警察署の警察官に会い、数年間交際した。元正花は警察官を通じて脱北者の住所地などを把握していたという。

05年には結婚情報業者を通じてD少佐に会った。2人は恋人関係になった。保衛部はD少佐を中国に誘引しろという指令を出した。北朝鮮に拉致するためだった。元正花は何度かD少佐を中国旅行に誘った。しかしD少佐は「軍人がむやみに出国することはできない」と拒否したという。

翌年には8歳年下のH中尉に会い、同居を始めた。D少佐、H中尉を含め、元正花と親しい関係を持った軍人は計7人にのぼる。

元正花は最近、日本に渡り、日本男性3人と見合いをした。捜査の関係者は「日本人男性と結婚して永住権を取得し、H中尉を日本に連れてきた後、一緒に北朝鮮へ行く計画だったことが把握された」と述べた。
(2008/9/11 保存)
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スパイ行為認める 脱北者装った女工作員
2008.9.10 12:40

北朝鮮脱出住民(脱北者)を装って韓国に入り、交際した韓国軍の軍人らから入手した機密を北朝鮮に伝えたとして、国家保安法のスパイ罪に問われた北朝鮮の女工作員、元正花被告(34)の初公判が10日、ソウル郊外の水原地裁であり、元被告は起訴事実を認めた。検察側は証拠申請の中で、元被告が情報収集のために接近した軍人が自殺を図っていたことなどを明らかにした。

元被告は憔悴(しょうすい)した表情で罪状認否に「はい」と答え、被告席についてからは顔を紅潮させてうつむき、時折手で涙をぬぐっていた。

元被告は2001年に韓国に入国し、脱北者だとうその申告をして定住。自分の父は北朝鮮高官だと吹聴して軍将校や情報機関の要員に近づき、数人と交際しながら情報を入手し北朝鮮の公安機関、国家安全保衛部に送っていたとして7月に身柄を拘束された。
(2008/9/11 保存)

2008年09月10日

□■事故米 不正転売

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以下の記事は、私個人の「忘備」の為に保存したものです。著作権侵害云々のご批判はご勘弁願いたい。
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【事故米不正転売】商社の汚染米も転売 三笠フーズ焼酎5社を公表
2008.9.9 00:40

 コメ加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市)の事故米不正転売問題で、同社が、政府から購入した事故米とは別に、大手商社から基準値を超える農薬やカビのため工業用とされた事故米743トンを購入し、一部を食用として転売していたことが8日、農林水産省の調べで分かった。農水省は同日、事故米の転売・流通先となっていた5焼酎メーカーの名前を公表した。

 また、政府から購入した事故米1779トンのうち、カビなどの事故米数百トンについても不正転売していたことも新たに判明。殺虫剤メタミドホスが検出された中国米など434トンの転売とともに、同省が全容解明を進めている。

 同省によると、三笠フーズは、平成17年度に住友商事がタイから輸入したミニマムアクセス米のうち、カビのため政府に引き渡しできなかった145トンを購入。18年度には基準値を超えた殺虫剤アセタミプリドが検出されたベトナム米598トンを、同様に双日から業者を通じて入手した。

 このうち、双日が輸入したベトナム米の一部が焼酎の原料として、熊本県の「抜群酒造」「六調子酒造」と鹿児島県の「喜界島酒造」、非公表の1社に売却され、仲介業者を通じて福岡県の「光酒造」と鹿児島県の「西酒造」にも売却された。喜界島酒造と西酒造は、カビ毒「アフラトキシンB1」が検出された政府の事故米も、三笠フーズから転売を受けていた。

 西酒造は事故米が有名銘柄「薩摩宝山」に混入した可能性が高いとして自主回収を開始、抜群酒造も回収を始めた。六調子酒造と喜界島酒造、光酒造は「出荷前」などとしているが、安全が確認されるまで販売を自粛した。

 農水省は8日、三笠フーズの九州工場(福岡県)を改めて立ち入り調査。また、事故米を購入している住友商事、双日の両社と16業者の一斉点検を始めた。
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事故米、商社からも大量購入 利ざや拡大で三笠フーズ

 米粉加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市)が汚染された事故米を不正転売していた問題で、総合商社大手の双日や住友商事からも事故米を大量購入していたことが8日、農林水産省の調査で分かった。同省以外にも事故米の調達ルートを確保することで同社は取扱量を増やし、仕入れた安い事故米を他業者に食用米として高く販売するなどして利ざやを拡大させる意図があったとみられる。

 また、農水省はこの日不正転売問題を受け、事故米の購入業者に対する抜き打ち調査を導入するなど監視強化の方針を打ち出した。

 同省によると、三笠フーズは2006年度、福岡の米穀業者経由で双日から、残留基準を超える殺虫剤のアセタミプリドが検出されたベトナム産うるち精米の汚染米を598トン購入。

 さらに05年度には住友商事からも、カビの生えたタイ産うるち精米とうるち砕精米を計145トン直接買っており、05、06年度の2年間に商社ルートで計743トンの事故米を購入した。三笠フーズが両年度に農水省から購入した事故米が計1102トンで、その約7割に相当する量を商社ルートで上乗せした計算だ。
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事故米転売 三笠フーズ社長「私が指示」 二重帳簿認める
9月6日11時54分

 米卸売加工会社「三笠フーズ」(大阪市北区)が殺虫剤やカビに汚染された米を食用として転売していた問題で、同社の冬木三男社長(73)が6日午前、同区内で、問題発覚後初めて会見した。冬木社長は「私から指示した。利益が出るということで私が決裁した」と述べ、転売を指示していたことを認めた。また同社が、不正を隠すため二重帳簿を作っていたことも明らかにした。

 冬木社長は会見の冒頭、「このたびは皆様に多大なるご迷惑と心配をおかけしました」と話し、深々と頭を下げた。そのうえで「現在、農水省の指導で製品の回収をしています」と語った。

 動機については「経営が苦しくてやってしまった」と弁明。「10年くらい前に買収した会社が(不正を)やっていた。5、6年前に(現場から)提案があり、私が『やれ』と言った」と不正のきっかけを説明した。

 流通経路に関しては「焼酎メーカー数社や製粉関係に売った」「菓子と焼酎、ブタの餌以外にはない」としたが、「調査を受けている段階なので」と具体的な転売先は明らかにしなかった。

 今回の米は、有機リン系殺虫剤のメタミドホスや発がん性カビ毒アフラトキシンB1に汚染されていたとされる。冬木社長は「(危険性の認識は)基本的には持っていた。深く反省している」と陳謝した。
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三笠フーズ、「国検査時は汚染米隠した」…従業員証言(2008年9月10日)

 米穀加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市北区)が汚染された「事故米」を食用と偽って販売していた問題で、同社九州工場(福岡県筑前町)の男性従業員が9日、読売新聞の取材に応じ「国の定期検査のたびに、事故米を別の倉庫に移し替えていた。事故米を食用米に混ぜる役割の従業員もいた」と隠ぺい工作の手口を生々しく証言した。

 男性によると、工場の敷地内には、焼酎などへの加工用食用米を保管する第1倉庫、飲食店に卸す飯用米を保管する第2倉庫、事故米を保管する第3倉庫が隣接。三つの倉庫にはそれぞれ、通常30キロ入りの米袋が約1100〜1400袋ずつ保管されていた。

 不正転売目的で保管しながら、帳簿上は、工業用のり原料として業者に出荷された形になっている事故米が第3倉庫に残っていると矛盾する。このため、毎月1回、農林水産省福岡農政事務所(福岡市)の立ち入り検査が行われる際には、事故米を第1倉庫に事前に移し、検査官の目につかないよう倉庫の最も奥の床に置き、その上に食用米を積んでいたという。

 男性は昨年末、九州地区の責任者だった宮崎雄三・営業課長(49)から、「第1倉庫に移した事故米が農政事務所に見つかるとまずい。分からないようにしてほしい」と指示されたといい、「事故米の隠し場所は従業員全員が知っていた」と証言。農政事務所からは立ち入り検査の約1週間前に連絡が来るため、「隠ぺい工作の準備は簡単にできた」と話す。

 事故米を出荷する際、食用米に混ぜる作業は特定の従業員1人に任されていたという。「いつの間にか第1倉庫から事故米が消えているので、おかしいと思った」と打ち明けた。

 不正転売が表面化して以降、会社幹部が責任をなすりつけ合う姿を見て、「酒造会社や関係者に迷惑をかけて申し訳ないと思った。真実を語り、すべてを明らかにすることが私の責任の取り方と考え、取材に応じた」と話した。
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【事故米不正転売】三笠フーズが従業員「全員解雇」 農水省調査は長期化か
2008.9.9 21:26

 事故米の不正転売が発覚した三笠フーズ(本社・大阪市)は9日、大阪府豊中市の炊飯工場と福岡県筑前町の九州工場を含む全社員とパート従業員を、同日付で解雇したことを明らかにした。

 今後は必要最小限の社員を再雇用し、一部の業務は続けるとしている。

 同社の説明では、事故米の不正転売発覚を受け、取引先からのクレームや農薬などに汚染されていない国産米の返品が相次ぎ、経営状態が悪化していた。

 また「突然の倒産で社員を路頭に迷わせるより、早い段階でいったん解雇することにした」としており、退職金もすでに支払ったという。



 三笠フーズによる事故米不正転売問題は発覚から5日。消費者に健康被害こそ出ていないものの、汚染米の危険性を認識した上での食用転売はこれまでの食品偽装よりも悪質さが際立つ。農林水産省は汚染米の流通先の追跡調査を続けており、9日までに86業者に渡ったことが判明したが、どれだけの汚染米が何に加工され、消費されたか、実態が把握できていない。

■実態わからず

 「裏切られた」「怒り心頭だ」

 汚染米が自社製品に使用されていたことが判明し、自主回収を余儀なくされた酒造会社などから9日も怒りの声が相次いだ。

 三笠フーズが平成15年度以降に国や商社から買い付けた事故米は2500トン以上。三笠の倉庫や流通先で数百トンが見つかっているが、大半が売却され、全国に流通した。

 農水省の調査では九州と関西に加え、千葉や茨城、などの延べ86業者に渡り、焼酎や日本酒、菓子メーカーで使用されたことが判明したという。三笠は「事故米700トンを正規米と混ぜるなどして販売した」と話しているが、実態はまったく分かっていない。

 農水省の担当者も「すでに消費されているものが多く、全容判明にはかなりの時間が必要」と話す。

■10日前に連絡

 「農水省の検査のときだけ、工業用糊(のり)原料を作っているように砕米処理をしていた」

 三笠の幹部はあっさりと偽装工作の手口を明らかにした。砕いた米は工業用の商品名が記載された袋に詰め込み、裏帳簿や偽造受領書を駆使して検査官を欺き続けた。

農水省も疑惑の目を向けなかったわけではない。16年度以降の立ち入り調査は計96回に上ったが、それでも不正を見抜けなかった。その理由を三笠の幹部がこう説明した。「検査の10日ほど前に連絡があった。準備は十分できた」

農水省が本腰を入れたのは今年8月。28日夕に抜き打ち的に調査を通告。三笠フーズは「社員が帰ったので無理」と断ったが、翌朝強行した。9月4日、三笠はついに不正を認めた。


■父子が仕切る

 9年夏、福岡県内の経営難にあえぐ米穀飼料業者「宮崎商店」を三笠が救済したことが事故米の不正転売のきっかけになった。

 宮崎商店は国が事故米の取り扱い資格を認めた全国17社の一つ。経営者の宮崎一雄・非常勤顧問(76)がこの資格を引き継ぐ形で三笠に入社し、息子の宮崎雄三・営業課長(49)とともに事故米の買い付けから売却までを事実上取り仕切った。三笠幹部も「2人に任せきりだった」と証言した。

 三笠の冬木三男社長(73)は6日の会見で責任を認め謝罪する一方、「2人から提案され私が決済した」と発言。一方、宮崎顧問は産経新聞の取材に「提案はしていない」と否定しており、食い違いがみられている。

2008年09月09日

□■大相撲 マリファナ

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以下の記事は、私個人で利用するため掲載・保存しています。
著作権違反云々のご批判はお受け致しかねます。(2008/9/3 17:34 保存)
------------------------------------------------------------------------------------------------【角界大麻汚染】相撲協会幹部、責任免れず
2008.9.2 21:08

 大相撲の幕内露鵬と十両白露山の両力士からマリフアナの陽性反応が出たことで、日本相撲協会が激震に見舞われた。伊勢ノ海理事(元関脇藤ノ川)は今後の対応について言葉を濁したが、協会幹部の責任問題に発展するのは避けられそうにもない。

 元幕内若ノ鵬が逮捕された際、協会は緊急理事会を開いて元若ノ鵬を即刻解雇し、師匠の間垣親方(元横綱2代目若乃花)が申し出た理事辞職を了承した。理事辞職は限りなく解任処分に近かった。白露山は北の湖理事長(元横綱北の湖)の弟子であり、監督不行届を問われれば、理事長にも同様の処分が下されるのは間違いない。

 両力士はマリフアナの使用を完全否定しているが、複数回に渡る尿検査でも陽性反応。検査を担当した慶大スポーツ医学研究センター教授で、日本アンチドーピング機構ドーピングコントロール委員会委員の大西祥平氏は「主流煙ではなく副流煙の可能性もあるが、吸引したとすれば、2、3日以内」と話している。元若ノ鵬の逮捕後にマリフアナが使われている場所にいた可能性があり、軽率な行動だったことに変わりはない。

 「正式な結果は出ていない。使用を否定している両力士を信じたい気持ちはある」といちるの望みにかける伊勢ノ海理事だが、状況は極めて厳しい。ロシア人力士によるマリフアナ吸引が、角界の屋台骨を揺るがそうとしている。

2008年09月07日

□■政治の話題

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以下の記事は、私個人の為に「忘備録」として集めたものである。
著作権侵害云々のご批判はお受け出来かねる。
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2008.09.07 Sunday
茶番劇の自民党総裁選挙
  9月1日の福田康夫総理の突然の辞任を受け、自民党は総裁選に活気づいている。麻生太郎氏、石原伸晃氏、石破茂氏、小池百合子氏、与謝野馨氏と乱立状態で、そのほかにも多数の候補者が立候補を予定している。そして全マスコミは”政策論争だ!内容が大切だ!”と大きく報道している。
 しかし冷静に考えてほしい、この総裁選の後にはほぼ直後に解散そして衆議院総選挙が控えている。したがってこの総裁選そして組閣をしても全くの短命となるのは明らかである。よって政策論争だ!内容が大切だ!と言うのはおかしなものだ!盛り上がっていることに違和感を覚える。まさに盛り上げて支持率を上げることに一点集中しているのであろう。これが解散の後の選挙で民意を反映された内閣であれば、当然政策論争大切である。しかし現時点では選挙管理内閣としか思えない。それよりも次の衆議院総選挙に向けてのマニフェストなりをはっきり示すべきである。
 しかも知名度を上げるために総裁選に立候補しようとしている人がたくさんいる。茶番劇としか言いようがない。
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2008/09/07 1:20 AM
自民党が選挙を控え、候補者を多数出して政策論争をすることで国民にアピールしてるのを見て、「茶番だ」と批判するのは結構だが、それを国民が見てどう思うのか考えてほしい。

自民党は手を挙げる人が多く出て縛りのないオープンなイメージを持たのに対し、民主党には人材が小沢しかいないのかという失望と、何人か代表選に手を上げようとしたのに、それが党内で説得され出馬できなかったという、民主党の閉鎖性を、民主党が思っている以上に国民は感じた。

「知名度を上げるために総裁選に立候補しようとしている人がいる」と批判するが、その何が悪いのだろうか?逆に、なぜ民主党は立候補しなかった?自分の知名度を上げるために立候補することが悪いことなのか?

それに茶番劇とか言ってはいけない。小沢が大連立騒動の時に辞任撤回したときに茶番劇だと批判されたのに、自民党の総裁選を茶番劇だと批判するのはおかしい。他人の批判ばかりしていると国民に信頼されない。民主党はそれにはやく気が付いてほしい。
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誰がなっても次回衆議院選挙までの短命であるのに、どうしてこの時期に総裁選をやるのでしょうか?
もちろん自民党衆議院議員の選挙対策の為ではある事は言うまでもありませんが、国民から見れば1日も早く解決しなければならない問題が山積しているのに、3年連続してこの時期に平気で時間を浪費する自民党、一体どうなっているのでしょうか。
今の自民党には「今このような選挙をするべきではない」という人がいないのでしょうか。
自民党参議院議員は何をやっているのでしょうか。
売名議員以外の参議院議員は何を考えているのでしょうか。

テレビのニュースショーでは自民党総裁選候補者と称した人達が出演していますが、テレビは彼らの売名行為を助長しているのに過ぎません。立候補資格である20人の推薦人を集められていない輩まで出しています。彼らはどうせ10日の告示日になれば消えていく人間です。そんな連中の主張など誰の役にも立たない単なる売名に過ぎません。
テレビ局の無能ぶりもひどいものです。自民党演出の茶番劇にそのまま乗せられていることを「恥」と思わないのでしょうか。たとえば推薦人が集まる見込みのない輩には、推薦人が集まるのかどうなのか、もし集まらなかったらどのような責任を取るのか、そのことだけを発言させればよいわけです。売名させてあげているわけですから、そのぐらいの追求をしても良いでしょう。そんな連中にくだっらない主張をさせる物だから、時間がなくなり本命の人達の政策の違いが見えてこないわけです。
もっとも候補者がどのような主張を持っているか知ったところで、自民党の一部の人しか選挙権はないわけですから聞くだけ無駄ということですか。(政治好きなのでつい見てしまいましたが)

「どうせ短命」ということのもうひとつ理由として、麻生太郎さん以外の候補者は、派閥の首領ではないことです。麻生さんですらマイナー派閥であり、候補者の誰がなったところで自民党の意見を代表できるわけではないからです。今は「選挙の顔」「勝てる顔」を選んでいるに過ぎず、選挙でもし勝てたとしても、実際に行われる政策は別の話ということでしょう。
福田首相が臨時国会を8月中旬に開く意向を示した時、自民党ではどのようなプロセスで内閣総理大臣の意向を潰したのでしょうか。定率減税を公明党がねじ込んできた時に嫌がる総理大臣の意向をどのように潰したのでしょうか?
誰がなっても同じことが繰り返される事は容易に想像がつきます。

それにしても民主党はだめですね。
現状では、自民党総裁候補の連中に言いたい放題悪口を言われるだけです。
一度や2度ならまだしも、総裁選が終わるまで、ず〜〜っとテレビで悪口を言われ続けられたら民意だって変わるのは当然です。自民党総裁選の番組が放送されるときには、必ず誰か民主党議員を出演させるなど対策が必要なのではないでしょうか。
これぐらいの問題に何の対策も出せない民主党に、難題山積のわが国は任せられるのでしょうか。
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2008年09月02日
福田首相退陣、「禅譲」時期は早まった
 福田首相退陣の記者会見を受けて様々な報道がありますが、こういうときには、やっぱり政治評論家の花岡信昭氏の主張が参考になります。
 今回も花岡信昭氏のメルマガを掲載しました。

「禅譲」時期は早まった・・・

 こういうことがあるから、政治はおもしろい・・・というのは不謹慎な言い方になるが、福田首相の辞任表明は2−3ヵ月先に予想されていたのが早まったことにほかならない。

 先の内閣改造・党役員人事で、麻生太郎幹事長を起用したときから、「福田退陣ー後継麻生」路線は固まっていた。でなければ、麻生氏があの時点で幹事長への就任要請を受けるはずがない。

 万一、福田首相の手で衆院解散、総選挙となって、自民党が敗北すれば、麻生氏は幹事長としての責任を問われ、共倒れする。仮にその後の複雑な多数派工作が成功して自民党中心の政権が維持されたとしても、「麻生政権」誕生はおぼつかない。

 問題は福田首相がいつ、どういう局面で退陣するか、その首に鈴をつけるのはだれか、というところにあった。

 臨時国会が混迷してしまうと、退陣のタイミングをはかるのはきわめて難しくなる。新テロ特措法の成立に失敗した場合、その責任を取るというシナリオもささやかれていた。だが、もともと福田首相が給油支援の継続に積極的だったとは思われていない。

 だから、そのシナリオには無理があった。国民世論を二分する給油支援継続が最初の仕事ということになると、新政権にとってもきわめて厄介だ。

 民主党は小沢代表の無投票3選が確定し、12日召集の臨時国会で政府与党側が設定した代表質問の日程には応じない、という強硬路線を早くも打ち出した。

 これは福田首相にとって、退陣の格好のチャンスになった。政略優先で国会審議に応じない民主党を徹底的に非難することが可能になる。

 加えて、公明党に対して、「与党の立場をわきまえよ」という宣告の意味も出てくる。

 「福田退陣―新首相の手による早期解散」の流れをつくったのは公明党だ。内閣支持率の低迷を理由に、連立からの離脱もちらつかせるような態度はいかがなものか、という暗黙の抗議が、福田首相の退陣表明に隠されている。

 それを最もよく感じているのは、当の公明党だろう。自民党に対して大きな「借り」をつくったことになる。来年夏の東京都議選対策を最優先させる公明党の立場に、自民党側が最大限の配慮を見せたわけだ。

 「好き好んで政治家になったわけじゃない」というのが福田首相の口癖であった。安倍前首相の突然の退陣による党内の混乱を、自身が立つことで救ったという自負もある。これ以上、政権にしがみついていても得るものはない、と判断したのであろう。

 竹下登氏が「もののふの進退は瞬時にして決すべし」と、ことあるごとに言っていたのを思い出した。竹下氏はその言の通り、大方の予測を裏切って早期退陣表明に踏み切った。

 政治家は引き際が一番難しい。そういう意味合いでいえば、福田首相のこの段階での退陣表明は世間をあっと驚かせた点で、きわめて効果的であった。

 9月後半までとなれば、安倍前政権の在任期間(366日)とほぼ並ぶ。福田首相にとってはそれで十分ということだろう。

 今後は自民党総裁選が焦点となる。幸いなことに、民主党は21日の代表選挙、新体制発足まで国会審議には応じないという態度を取ったのだから、総裁選の時間は十分にある。

 麻生氏のほか小池百合子氏ら何人かが立って、総裁選を展開すれば、世間の関心はこれに集中する。小沢氏の無投票3選が決まった民主党には、だれも興味を示すまい。

 福田首相の退陣表明はそうした側面でいえば、小沢氏に対する痛烈な「あてこすり」とも映る。昨年、大連立でいったんは合意したのだが、小沢氏は党内の反発ですべて放り投げてしまった。福田首相がその後、小沢氏に対してどういう感情を抱いていたか、いうまでもない。

 自民党総裁選の結果は、どういうプロセスをたどろうと、麻生氏で決まりだろう。あのキャラクターで国民的人気の高い麻生氏が新首相となる。これは小泉政権発足時点と似た現象が生まれることになる。

 新政権発足後、間をおかずして解散だ。ご祝儀感、高揚感があるうちにやってしまわないと、自民党が勝てる可能性はこのシナリオしかない。早くも11月23日投票説が出ている。大安である。

2008年09月05日

□■遺伝子操作によるドーピング

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以下の記事は、インターネット検索で入手したものである。
後日調べたくなったとき再度検索するのも面度なので、私個人の為に貼付した。著作権違反云々のご批判はご勘弁願いたい。
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ドーピング(doping)はスポーツなどの競技で好成績を挙げるためにステロイドホルモンなどの薬物を投与したり、その他の物理的方法を採ったりすること。オリンピック、競馬などで使用が禁止され、違反行為となるものを指す。

英語Dopingはカフィール族が、Dope(ドープ)という刺激・興奮するドラッグを戦い前の出陣式などに疲労回復・士気向上のため使用していたことに由来する。
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ドーピングの対象
人間へのドーピング

ドーピング禁止薬物の中には、アルコールやカフェインのように、法律上服用が許容され、さらに、薬品ではなく通常の飲食物に含有されているものも多い。また、ドーピング検査による禁止薬物の検出を隠蔽するための薬品の使用もドーピングとみなされている。(なおカフェインについては、2004・2005年禁止リストで禁止物質から除外され、監視プログラムに移行した。)

持久力を高めるエリスロポエチンなどのように、もともと体内に存在する物質であるため検査が難しいものも多い。

競技成績向上のために薬物を使用するのは最近の風潮というわけではなく、競技者は数世紀にわたって様々な薬物を使ってきている。

また、近年、ドーピング指定薬が多くなったりするなど厳格化が進んでいるが、一部の風邪薬や解熱剤なども禁止薬物に指定されるなど、選手の体調管理が非常に難しくなっているという問題もある。

また、競技全体の公正への信頼性に疑念を抱かれる事で、純粋にプレーする選手にも冤罪の可能性がつきまとうなどの問題も出てきている。実例としては陸上競技の男子ハンマー投があり、オリンピックではアテネ、北京の2大会連続でメダル獲得選手にドーピング問題が発生したが、これを受けてのハンマー投競技関係者のコメントは、繰り上がりでメダルの対象になる選手がいる国の関係者ですら、喜びではなく、競技への信頼性が損なわれる事を懸念する声が並ぶ状態となった。

馬へのドーピング

古代ローマの戦車競走の馬にアルコール発酵させた蜂蜜を与えたり、敵の馬に薬物を与えたりしたという。世界初のドーピング検査は1911年、オーストラリア競馬協会がロシアに依頼したもので競走馬の唾液にアルカロイドが検出されたという。当時は競走馬、競争犬で問題であった。1930年代からドーピング検査体制が整う。

現在は薬品によってはドーピングの対象となるかどうかについて国によって異なる判断がなされる場合もあるため、競走馬が海外遠征をした際に、遠征元の国では禁止されていない化学物質が遠征先の国で禁止薬物として検出され、処分が下されるケースもある。

ドーピングで使用される薬物
* 蜂蜜
* アルコール
* クエン酸シルデナフィル
* テストステロン
* エリスロポエチン
* ホウタン:刺激性の赤い調合薬。鼻腔、口腔、陰茎に塗布

ドーピング検査

現在のドーピング検査としては、尿検査や血液検査が行われている。だが、近年の遺伝子治療技術の発展により、新たな種類のドーピング「遺伝子ドーピング」につながるのではないかとの懸念が広がりつつある。この新種のドーピングは理論上、検出が非常に困難であり、長年にわたって不正利用が続けられる可能性がある。世界アンチ・ドーピング機構(WADA; World Anti-Doping Agency)は、遺伝子治療がドーピングの新たな手段となる前に、そのドーピング行為を発見するための研究を続けている。

ドーピングは、たいてい競技に対する不正行為とみなされている。それに加えて、ドーピングの多くは選手の健康に対する脅威にもなりうる。ドーピングの副作用である健康への害を起こす症状は、現役を引退するまで出ないことも多い。そしてドーピング行為には何らかの権限を持つ機関によって、罰金が科せられることもある。これは、不正使用であっても、処方薬さらには麻酔薬である場合、すなわち医学的理由で使用された場合であっても同様である。

米ナショナルフットボールリーグ(NFL)と選手会は、来季からドーピング検査に関する基準を引き上げることに合意したと2007年1月24日に発表した。主な基準引き上げ点は、持久力のあるエリスロポエチン(EPO)を新たに検査対象に加える、シーズン中に毎週行われる検査の対象の人数が各チーム7人から10人に増やす、陽性反応を示した選手に対する罰則も強化し、出場停止期間中の年俸に加えて契約金の一部も剥奪する、などである。

日本におけるドーピング問題

日本におけるドーピング問題は、近年に至るまであまり問題視されることはなかった。日本の医師の社会的地位の高さと、日本人の国民性他国に比べてドーピングという行為が『違法・卑怯』であるという思いが強く、金メダルを獲得しても飯が食えない、という状況からドーピングをしてまで競技パフォーマンスを向上させようと言う者が少なかった事もその要因であろう。

ただし、逆にそれ故に禁止薬物についての認識が薄いという問題もあった。実際に1984年のロサンゼルスオリンピックでは、男子バレーボール選手が風邪薬として服用した漢方薬に禁止薬物の成分(興奮剤)が含まれていたことが検査で発覚したことがあった(このときはトレーナーが薬を手配し本人にその認識が全くなかったことから、トレーナーには処分が下されたが選手本人は免除されている)。

日本においては1985年の神戸ユニバーシアードが契機となり、国内に初のドーピング検査機関が設けられた(現在は三菱化学メディエンスが唯一検査業務を担っている)。資本主義国家の日本では国家ぐるみによるドーピング行為が行われず選手個々のドーピングモラルも押し並べて良好であったため、共産主義国家に比べドーピングが一般化しなかった。ただそれでもドーピング違反で出場停止を課される選手が散発的に出ており、一方で検査が義務付けられていない大相撲や総合格闘技などでは度々ドーピングの噂が話題にのぼっている。なお大相撲では2009年よりドーピング検査が導入される予定で、その前段階として2008年9月に力士会においてドーピング検査を行っている(その際、一部力士から薬物反応が検出されている)。

かつて、プロ野球では試合前に飲酒して出場したようなケース(今井雄太郎など)があったが、現在はドーピングの規制対象となっている。またSUPER GTにおいては夏場の車内温度が60度以上にも達するためにドライバーの多くがレース前に脱水症防止策として点滴を行っていたが、これも2008年以降はドーピングの対象となり禁止されている。

インターネットの普及によって、安易に海外からステロイドホルモン等の筋肉増強剤を、個人輸入の形で購入できるようになった事も問題視されている。

最近はジュニア期からドーピング意識を持ってもらう目的も含め、全国高等学校総合体育大会でもドーピング検査が行なわれている。

IOC側の対応

メダル獲得者および上位入賞者はドーピングの検査を受ける事は真のスポーツマンシップであることを証明するためである。さもなければIOCのブラックリストに登録される事はほぼ間違いない。

第1種ブラックリスト

次のような行為を犯したものに対しては記録およびメダル等を剥奪し、IOCの第1種ブラックリストに登録され、登録された選手および関係者は永久追放処分とし除外されることはない。

* ドーピング検査を組織的に不正操作もしくは替え玉行為またはそれらの疑惑が発覚し、再検査を拒否し続けた場合。(開催国からの国外逃亡も含む)
* 意図的に組織ぐるみで行われていたと確証があった場合。
* 過去にドーピングの前科があり、常習犯と認定された場合。
* その他IOCの審査により第1種ブラックリストに登録した方が適切だと認定された場合。

第2種ブラックリスト

IOCの第2種ブラックリストの登録はドーピング検査で陽性反応または検査拒否を犯したものに対しては記録およびメダル等を剥奪し、IOCの第1種ブラックリストの対象外である事を条件に、登録された選手および関係者は無期限の出場停止、期限付きの出場停止、懲役刑または罰金刑、追加処分保留などがあり、処分完了後は除外される。但し懲役刑または罰金刑に関してはIOCの審査により第2種ブラックリストに登録される可能性がある。

ドーピング事件

スポーツとドーピングとのかかわりは紀元前からのものである。古代オリンピックにもあぶった牛の骨髄のエキスを飲む、コカの葉を噛むなどのドーピングをおこなった選手たちの記録が残っている。

* 近代スポーツ史上初めて報告されたドーピングの事例は、1865年にアムステルダムの運河水泳におけるオランダの競泳選手による覚醒剤の使用である。1886年ボルドー-パリ間の600km自転車レースでイギリスの選手がオーナーから投与のトリメチルの過剰摂取により死亡、近代スポーツ初の死者となった。19世紀後半にはヨーロッパの自転車選手が痛みや疲労の抑制のためにカフェインやエーテル付き砂糖といった薬物を使用していた。

* 1904年のセントルイスオリンピックのマラソンではアメリカのトーマス・ヒックスが優勝し、そのまま倒れた。数時間かけて介抱され意識が戻ったが、ヒックスは金メダル獲得のためにコカイン入りのブランデーを飲んでいた。ただし、当時はルール違反ではなかったため今日まで金メダリストとされている。

* 1960年のローマオリンピックにおいては自転車のロードレース競技で選手1名が急死する事件が発生し、調査の結果興奮剤を服用していたことが判明する。

* 1972年、ミュンヘンオリンピック・競泳でリック・デモント(アメリカ)が400m自由形に出場し優勝したものの、検査でエフェドリンが検出されてメダル剥奪となった(ドーピング検査による金メダル剥奪の第1号選手)。デモントは喘息の持病があり、チームドクターらが「エフェドリンは喘息治療上欠かせない薬物であり、競技における不正の意図はない」とIOCに訴えたが退けられた。

* 1988年、ソウルオリンピック100mで当時の世界新記録を出したベン・ジョンソンがドーピング禁止薬物の検出により失格となり世界中に衝撃を与えた。

* 陸上女子におけるフローレンス・ジョイナー、マリタ・コッホ、中国の馬軍団(王軍霞ら)などの驚異的な世界記録はドーピングによるものではないかという疑惑は現在でもつきまとっている。(ただし再検証は困難であるため記録は抹消されていない)

* 1980年代の旧ソ連や東ドイツなどの東側諸国において、ドーピングが国家レベルで組織的に行われていたとする証言が多数存在している。その残滓とも思われる世界記録は今でも多く破られずに残っている。

* 1998年、ツール・ド・フランスで広範囲なドーピング疑惑が噴出した。ここで問題となった通称EPO(エリスロポイエチン)と呼ばれるドーピングを行うと、赤血球の生成を促進する事で赤血球が増加し、血液の酸素運搬能力が向上させて持久力を上げる事が可能だが、血液が濃くなり過ぎる事で人体に重篤な障害を引き起こす可能性があり、ヘマトクリット(血液中に占める血球の容積率)の許容値を規定する事で規制しようとの動きが活発になった。

* 長野オリンピックのスノーボードの試合で金メダルを獲得したロス・レバグリアティ (w:en:Ross Rebagliati)がドーピング検査の結果大麻の陽性反応が出たため、メダルが剥奪されかける騒ぎがあった。ただし、オリンピックの時点では、すでに大麻を吸っていなかったことなどから、最終的に処分は取り消されている。

* 2004年のアテネオリンピックでも、24人がドーピングを行っていたとされる。その中には出場辞退したギリシャの2選手、ハンマー投で渦中のアドリアン・アヌシュ(ハンガリー)や砲丸投のイリーナ・コルジャネンコ(ロシア、1999年の世界室内陸上選手権でも前科あり)なども含まれている。

* EPOドーピング問題は古くからサッカー界でも知られており、ヨーロッパの有力クラブチームなどで組織ぐるみで行われていたとも噂されている。1954年のワールドカップで優勝した西ドイツや、1966年のワールドカップでイングランド大会で旋風を巻き起こした北朝鮮の選手に対して、EPOドーピング使用の疑惑を訴えるジャーナリストも多い。1994年に1994 FIFAワールドカップで当時アルゼンチン代表だったディエゴ・マラドーナが、ドーピング検査でエフェドリンが検出され、無期限の出場停止で大会から追放された。最近では、2004年にアーセナルのアーセン・ベンゲル監督が所属している外国人選手の中に、以前所属していたクラブでドーピングをしていた可能性のある選手が居ると発言し、世界中に波紋を投げ掛けた。

* メジャーリーグではバリー・ボンズやマーク・マグワイア、サミー・ソーサなどが、筋肉増強系の薬物を使って筋力を向上させ、ホームランの量産などに繋げたとされている。
* プロボクシングではフランソワ・ボタやジェームズ・トニーなどが試合後のドーピング検査をパスできずに世界タイトルを剥奪されている。

* 2005年12月13日、スポーツ仲裁裁判所(CAS、Court of Arbitration for Sport)は陸上男子100メートルで米の元世界記録保持者ティム・モンゴメリ(30)に対し、2005年6月から2年間の資格停止とすると発表した。併せて、2001年3月以降の成績は全て抹消されることになり、2002年9月にマークした9秒78の世界記録(当時)も無効になった。

* 2006年2月9日、フランスの競馬統括機関であるシュヴァルフランセが、同年1月29日に行われた同国最大の競馬の競走、アメリカ賞に出走し1位に入線したフランス所属のジャグドベルウから禁止薬物のトルフェナム酸が検出されたと発表。調査の結果として競走馬関係者の故意でも過失でもなかったことが判明したが(飼料の製造中の事故による混入だった)、規程により失格となった(正確にはドーピングではない)。同事件はフランスやスウェーデンなどで大きく報じられた(詳細はJAIR海外競馬速報を参照)。

* 2006年3月17日、国際野球連盟(IBAF)は、国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」で準決勝に進出した韓国代表の朴明桓投手にドーピング検査で陽性反応が出たと発表した。WBC初めての違反者となった朴明桓は、登録枠30人から除外されることになった。

* 2006年4月28日、マイナーリーグ3Aノーフォークに所属する入来祐作投手が薬物検査に引っ掛かり、50試合の出場停止処分を科された。使用薬物はステロイドホルモン。

* 2007年5月8日、Jリーグ・川崎フロンターレに所属する我那覇和樹選手が静脈注射を行い、Jリーグドーピング委員会が我那覇の健康状態に対し、当該静脈注射が緊急かつ合理的な医療行為とは認められないものであり、ドーピング禁止規定に抵触することから、6試合の出場停止処分を科した。しかし、実際は点滴にビタミン(ニンニク)を追加していただけであり、全てのJクラブのチームドクターから連盟に質問状を出される事態となった。その後、CASで我那覇の無罪は認められ、Jリーグは謝罪したが、我那覇は潔白を証明する為に大きな経済的負担を余儀なくされた。

* 2007年8月10日、プロ野球・福岡ソフトバンクホークスのリック・ガトームソン投手がドーピング(薬物使用)検査で陽性反応を示したため、この日から20日間の出場停止処分と、ソフトバンクに制裁金750万円を科した。日本のプロ野球でドーピング違反が発覚したのは初めて。原因は約2年前から服用している発毛剤に禁止薬物である「フィナステリド」が含まれていたものであり2007年2月のキャンプで服用していることを球団側に伝えていたため、本人への処分は比較的軽くなり、球団側への処分は重くなった。

* 2007年12月14日、2006年3月にメジャーリーグのバド・セリグコミッショナーから選手のドーピングに関する調査責任者の就任任命を受け調査を進めていた、ジョージ・J・ミッチェル元上院議員による調査報告書が発表され、その中でロジャー・クレメンス、バリー・ボンズ、ゲイリー・シェフィールド、ミゲル・テハダ、エリック・ガニエといった有名選手の疑惑が取り上げられた。同報告書には日本プロ野球でもプレーしたアレックス・カブレラ、ジェフ・ウィリアムス、アダム・リグスらの疑惑も記載されている。

* 2008年5月26日、プロ野球・読売ジャイアンツのルイス・ゴンザレス選手が同年4月30日の対広島東洋カープ戦終了後に行われたドーピング(薬物使用)検査で禁止薬物の一つである「グリーニー」が検出されたため、5月26日から一年間の出場停止処分が科され、これを受けて巨人はゴンザレスを解雇処分とした。ゴンザレスの働きでチームの勝利につながった試合もあったため、球界全体を揺るがす騒動になった。なお、日本のプロ野球においてドーピングにより解雇処分となったのはこれが初めてとなる。

ドーピングによるダイエット

近年、欧米ではドーピングによるダイエットを実施する者が一部に存在し、「日常生活の動きで、十分減量が出来るほどの代謝や筋肉を得よう」とする理屈で使用している。この背景には、あまり運動に回せる時間が無い事と、食事制限のみの場合は人体は構造上、筋肉が栄養源として吸収されてから脂肪が吸収されるために、仮に体重が落とせても肌に張りが無く、「痩せた」というより「やつれた」感じになる上、筋肉が無いためリバウンドしやすい体質になるためであると考えられる。なお、いくらダイエット目的であるとはいえ薬に頼ることに違いが無いわけであり、それ相応のリスク(コストや副作用)も当然あり、アレルギーなどで使用できない場合もある。ただ医学的見地から、薬物(筋肉増強剤)を使用したダイエットは安全であるとは言えず、そもそも通常の日常生活の動きが筋肉に与える刺激はわずかなもので、一定以上の負荷をあたえる運動を伴わなければドーピングをしても筋肉が発達することはあり得ないため、運動なしで痩せると言うドーピングダイエットは机上の空論に過ぎない。
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 オリンピックをはじめ,スポーツ競技では規制薬物使用の疑惑が絶えない。近い将来,通常の検査では見抜けない新種のドーピングが登場するおそれがある。筋肉疾患を治すための遺伝子治療を悪用すると,簡単に筋肉を増強できるのだ。

 筋肉の成長と修復は体内の生化学分子によって調節されており,その分子は遺伝子によってコントロールされている。代表的な筋ジストロフィー症であるデュシェンヌ型筋ジストロフィーは遺伝子変異によってジストロフィンというタンパク質ができなくなるのが原因だ。また,筋肉の再生過程ではインスリン様成長因子1(IGF-1)という物質が細胞分裂を活発化させ,ミオスタチンという別の調節因子は増殖を抑制している。

 人工の遺伝子を導入してこれらの分子を増やしたり阻害したりすれば,加齢や病気で失われた筋肉を復元できる。米国ではジストロフィンの遺伝子を導入する遺伝子治療の臨床試験がすでに計画されている。

 同様の手法を運動選手が使うと,筋肉を増やし,筋力や回復力を高められるだろう。導入遺伝子が作り出したタンパク質は筋肉組織の中だけに生じ,血液や尿には出てこない。また,もともと人体の中にあった天然タンパク質とまったく同じなので,区別できない。このため薬物利用と違って検出困難で,証拠が残らない。
 スポーツ界はこうした遺伝子治療が新たなドーピングの手段として使われるのをどうすれば避けられるか,科学者に対策を諮問している。しかし,この種の遺伝子治療が臨床試験を経て広く普及すれば,運動選手による利用を防ぐのは不可能になるだろう。一方では遺伝子操作による能力増強に対する見方も変わってくる可能性がある。
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今後、新しいドーピングとして「遺伝子ドーピング」が利用されようとしている・・・

遺伝子ドーピングとは、肉体の能力を向上させる遺伝子そのものを人体に組み込んで改造する。薬ではなく、DNAそのものを入れる 「生まれつきの素質」といわれるものを後天的に作る、いわば「サイボーグ」筋肉を増やす遺伝子、赤血球を増やす遺伝子など・・・

たとえば筋肉を増やす遺伝子 人間には「これ以上筋肉をつけてはいけない」という制御の遺伝子がある。(体への負担を避けるため)この遺伝子の働きが弱いと、どんどんと筋肉組織を作ってしまう。

これを人造的、意図的にに作ろうというもの(タンパクブロック)
    →マウスでは成功済み:インスリン成長因子というタンパク質を作るDNAを導入→15〜30%増加 筋力2倍

これは大変発見が難しい。(薬ではないので、体内に残らない)調べるには、筋肉組織をとって調べなければならない。しかし、試合、競技のたびに選手の体を傷つけるのは難しい。→ 状況証拠から証明せざるを得ない。(急激に筋肉が発達した・・・など)

もともとこの技術は、筋ジストロフィーや筋力の弱っていく病気の人を救おうと研究されたもの。しかし、この技術の発表の際、注目したのはスポーツ関係者だった。

2008年09月04日

□■何故首相の交代

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以下の記事は、私個人が使用するため「忘備録」として保存した物です。著作権侵害云々のご批判はお受けいたしかめます。
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小泉改革が“ぶっ壊した”強靭な首相
御厨 貴・東京大学教授が語る、現代日本政治の危機

* 2008年9月4日 木曜日
* 篠原 匡

突然の辞任を決めた福田康夫首相。安倍晋三前首相に続く政権投げ出しの遠因を探ると、1990年代後半以降に起きた自民党の変質がある。後継者育成システムを兼ねていた派閥が崩壊した後、代わりの人材育成システムが生まれなかった。

現代日本政治に詳しい東京大学の御厨貴教授に、福田首相辞任の背景と今後の日本の政治の課題について聞いた。
(聞き手は日経ビジネス オンライン 篠原 匡)

御厨 貴(みくりや・たかし)氏
1951年東京都生まれ。1975年東京大学法学部卒業、東京都立大法学部教授、政策研究大学院大学教授を経て、2002年に東京大学先端科学技術研究センター教授に。政治家や官僚の「オーラルヒストリー」を主要な研究テーマとする
(写真・村田 和聡)

==今回の福田康夫首相の辞任をどう思いましたか。==

「御厨」 総理大臣の地位というのか、かくも軽くなったか、というのが正直な感想です。しかも、途中で投げ出したのは彼で2人目。1年前には、安倍晋三前総理が同じように突然、辞任した。この2人に共通しているのは、どちらも内閣改造直後の辞任だったこと。最も悪いタイミングで辞めてしまいました。

仮にも総理大臣という権力の座にあった人でしょう。権力の重さや責任を理解していれば、普通こういうことはやりません。そうでしょう。会社の社長が役員を選任した後、誰にも相談せずに辞めるということが考えられますか。

明らかな敵前逃亡。これは、国民にとてつもない不信を与えます。そういうことすら考えない人が、日本の総理大臣をしていたのか。日本政治の崩壊。行き着くところまできた、と感じています。

==福田首相は臨時国会のスケジュールなどを考えて、
  このタイミングを選んだようですが。==

御厨 勝手に辞めるというのは、やはり勝手な行為でね。辞任の時の会見も本当にいただけなかった。全部を民主党の、ねじれ国会のせいにしていたでしょう。衆参のねじれは、どの総理大臣にも解決不能な難題ですよ。

でも、それをどうこう言うのは愚痴であり、その中で物事を処理していくのが総理の仕事でしょう。総理とは何であるか、その自覚すらなかったんでしょう。そういう意味でも本当に驚いた。

==おのれの非力を自覚し続けた1年==

==福田政権とは何だったのでしょう。==

御厨 福田さんには申し訳ありませんが、ねじれ国会に翻弄されて何もできないという、おのれの非力を自覚し続けた1年だったのではないでしょうか。実際に、内政では見るべきものは何もない。4〜5月に道路特定財源の一般財源化をぶち上げましたが、案の定というか、予算策定まで総理の座にとどまることはできなかった。

外交面は日中関係の改善や先進8カ国首脳会議(サミット)の開催など目立ったイベントがありました。ただ、福田さんが何か積極的に動いて実現した、というわけではありません。防衛省改革にしても、今回の辞任で改革案はお蔵入りでしょう。

様々なところに目を配りながら同時に政策を進行していくことが政治です。でも、安倍さん、福田さんと段々、視野狭窄になっている。これまでの政策を見ても、安倍さんの視界、福田さんの視界に入っていることだけしかやっていない。

本来の政策とは、長期的な視点に立った幅の広い、重層的なものです。それが、何も行われていない。今回の補正予算も、赤字国債を出してでも定額減税を導入せよ、という公明党の主張に押し切られ、総選挙を意識したバラマキ色の強いものになりました。足元の状況を映す小さな窓からだけ見て、日本全体を見ていない。本当に小さな政治になっています。

==2年連続で総理が辞任する。なぜこのような事態になってしまったのでしょうか。==

 御厨 端的に言って、小泉純一郎政権の功罪でしょう。小泉さんは自民党を壊すと言いながら、結局は壊さず、2005年の郵政解散で衆院の3分の2以上を獲得するという大勝をもたらした。これは、自民党にとっての「功」でした。その一方、「罪」もあると私は考えています。1つは後継者の育成です。
橋本の後は小渕、しかしその後が見えない

1990年代、自民党の中には構造的な変化が起きました。自民党の派閥には賛否両論ありますが、実際に派閥が機能しなくなると、派閥の長って結構偉かったのでは、という話も出ている。総理総裁を目指すと言って、派閥の長は多くの政治家を付き従えていました。そして、派閥の中で政策や政局運営の勉強をしていた。いわば、政治家のスキルを磨く場でした。

この派閥は人材育成の場でもありました。私は1990年代中頃、竹下登元首相にインタビューをしたことがあります。ちょうど橋本龍太郎政権でしたが、この時に竹下さんはこう言っていました。

「橋本政権が倒れればその次は小渕(恵三)だろう。ただ、小渕の次が見えない」。裏を返すと、派閥を中心とした自民党の後継者育成システムの中では、良くも悪くも「次」の総裁や「次の次」が見えていたわけです。

==小渕さんの後はどうするのですか==

インタビューで私が尋ねると、竹下さんは「これから若手を集めて勉強していく」と語っていました。しかし、そうこう言っているうちに竹下さんは病に倒れ、最後の星だった小渕さんも亡くなってしまった。派閥を中心とした自民党の後継者育成システムは終わりを遂げたのです。

密室話し合い、泡沫候補、そして…

実際、小渕政権後、自民党のやり方は一切、変わりました。これを言うと森喜朗元首相は怒りますが、森政権は5人組による密室で決まったわけでしょう。じゃあ、その次の小泉首相は自民党の中の必然で決まったか、と言えば、小泉さんも最初は泡沫候補。総裁選では橋本さんが勝つとみな思っていた。

小泉さんは5年半政権を維持しましたが、この間、新しい後継者育成システムは生まれていない。それどころか、小泉さんは後継者の育成には失敗した。だって安倍さんも福田さんも小泉政権で頭角を現した人でしょう。

ご存じの通り、安倍さんは小泉政権で官房副長官を務め、幹事長、官房長官を経て総理大臣に上り詰めました。福田さんも小泉政権で官房長官を務めています。

この2人が後継になり、1年弱で辞任したということは、小泉さんの後継者育成が失敗したことを意味します。その意味において、派閥を壊した小泉さんは本当に自民党をぶっ壊した。あまり指摘されていませんが、小泉さんの後継者育成の失敗は日本の政治にとても大きな影を落としている。次を誰に託すか。それをやるのも総理の役割。これは、小泉さんの罪です。

==派閥政治が崩壊し始めた90年代後半から、
  10年後の今の姿は見えていた、ということでしょうか。==

御厨 そう、見えていた。かつての「三角大福中」のように、自他ともに認める人がいて、派閥で切磋琢磨するという時代ではなくなった。派閥が崩壊した結果、ほんとに人がいなくなった。もちろん、派閥を復活しろ、と言うつもりなどはありません。

ただ、政治家を育成するシステムが完全に壊れたことは大きい。「人材の育成」と政治家はよく言いますが、育成が必要なのはむしろ政治家自身の話。今回の福田辞任に教訓があるとすれば、政治家育成システムをどう作るか、ということではないでしょうか。

世論を味方にした小泉

==小泉政治の「罪」はほかにもありますか。==

御厨 まあ、これも功罪ありますが、テレビポリティクスでしょう。1990年代からテレビを利用したテレビポリティクスは見られました。ただ、小泉さんは自ら主導権を取り、テレビポリティクスを押し進めた。議会の中では多数派ではないが、世論をうまく使うことで自分の政策を実現してきたわけです。郵政民営化はその典型でした。

テレビをうまく使う小泉方式はうまくいけば、魔術のようにすさまじい効果が得られる。小泉さんの後に続く政治家はやはりテレビポリティクスを踏襲せざるを得ない。批判的だった福田さんだって、テレビとの関係が切れるか、と言ったらそれはできなかった。安倍さんも福田さんも、小泉純一郎という総理の呪縛に囚われていた。

もちろん、テレビポリティクスを否定しているわけではありません。使えるものは何でも使う。それが、権力者であり政治家の務め。テレビが政治と国民の距離を縮めるのであれば、テレビを徹底的に活用するのは悪いことではありません。政治というのは、ありとあらゆる資源を導入して行うものですからね。

ただ、限界もあります。テレビを政治にどう生かすか。今は試行錯誤の段階。それに、小泉さんのように瞬間的に利用できる人と、そうでない人はいる。小泉政権のきちんとした検証は、政界やマスコミ、学会での今後の課題でしょう。

==それにしても、総理の椅子が軽くなりましたね。==

御厨 ある意味、誰でも総理になれる時代になったということでしょう。今回の福田首相の辞任を受けて、テレビや世論は次のゲームを探す。次のゲームとは、端的に言えば衆院選です。

じゃあ、衆院選に勝てるタマは誰か、という話になりますよね。小選挙区制の今、政治家は自分が選挙で勝てるタマを応援する。その先はいらない。そうやって選ばれた総裁は、政策なんて考えていられないよね。

民主党という自民党に変わり得る政権政党ができたことも大きいと思います。かつての自民党は、社会党という、絶対に与党にならない万年野党を抱えていました。自民党と社会党の間では絶対に政権交代がないわけです。

ところが、今は場合によっては民主党に政権が行くかもしれない。これは、自民党にとって大変な脅威。自民党は野党になりたくない。だから、目先の人気に走る。これは、健全な2大政党制とは言えません。



==5〜10年の英国、短期決戦の日本==

==小選挙区制の下では、国民の人気が高いリーダーを
  政治家が求めるのはやむを得ないのでは。==

御厨 英国がよい例ですが、保守党と労働党の間で、5〜10年の周期で政権交代が起きます。つまり、 5〜10年で自分の党の政策を決めなければならない。そして、自分のところの政策を決め、その政策を実現するために、最適なリーダーを選ぶ。5〜10年の政策を託すリーダーを決めるわけだから、必然的に若返る。それに対して、日本はすぐにお取り替えになる。これでは若返るはずがありません。

熟成された民主主義の中では、10年ぐらいの長いスパンで物事を考えていくことを習慣づけられている。だが、日本の場合は短期決戦です。それを考えると、民主党が政権を取り、自民党は野党に落ちた方がいいと思う。

1993年に、自民党が野党に転落した時は、与党に戻るためになりふり構わず、でしたが野党になって一休み、という選択肢も悪くない。政権から離れることで、党の政策や支持者の母体を考え直す時間的ゆとりが生まれます。新しい人材の発掘もできるし、すべてが悪いわけではない。

民主党に政権をチェンジした方がいい。こう言うとすぐに「小沢一郎に首相が務まるのか」「民主党に政権を担う能力があるのか」という指摘を受けます。霞が関の官僚も「自民党の議員の方が層は厚い。民主党の議員に一から教えるのは大変」などと言います。

ですが、「ツー」と言って「カー」と答える自民党と霞が関の関係が利権政治を生んだわけでしょう。時間とコストがかかるのは当たり前。それが、政権交代というものです。こういうことを考えると、日本でも本当に政権交代の時期が来たと思います。今回、福田首相は総理の椅子を突然に投げ出したわけですが、これは、日本にとって「功」かもしれませんね。

==政治の漂流はいつまで続くのでしょうか。==

「御厨」 もう10年くらいは漂流していますからね。現時点では、その先が見えていません。やはり、愚直に政権交代していくしかない。民主党政権ができれば、自民党が割れるかもしれない。民主党も様々な主義主張を持つ人を抱えている。この状況で政界再編が起きるのは1つの道かなと思います。

2008年07月18日

2008年07月14日

■「CHANGE」小泉純一郎元総理をイメージさせられる「ドン引きの結末」!

最終回
番組案内とは異なる展開
責任を取り辞任するとの筋書きに入ってしまい、
負けると分かっていても全力で走ろうと、国民に語り掛けた 22:01までは、ドラマのキムタクと共に涙したが、一発逆転・起死回生の窮余の策として 解散 に打って出た 手法 が小泉元総理を 想起 させられてしまい、「ドン引き」それ以降は白々しくなってしまった。

何を投稿するか? 何を投稿してはいけないか?
理性ある行動が必要である。

2008年07月13日

■坂戸ガスの悪辣な営業 脱藩官僚の会 から

特に関心なかったので何週間前なのか? 何ヶ月前なのか? 記憶に無いが(2008/6/19)、それ程遠くない過去の話である。「脱藩官僚の会」って組織を立ち上げた人達がいる。その内の数人がTV出演して、面白い話をしていた。(関東地区10チャンネル テレビ朝日 午前10時〜11時45分 サンデープロジェクト)

買い物から帰ってTVをつけたら自然に流れてきたのを視聴しただけで、それも話の途中だから全容は分からぬが要はこう言う事らしい。

◎メンバーは、元キャリアー官僚で天下りしなかった。
◎官僚は自らの利益を守るため、政治家(大臣)を操る手段として次のような事を行っている
1.不作為の作為
2.法案等を骨抜きにする為、文章解釈(内容を変えたり骨抜きにする)
  が変わるように操作する。
  一例:A.道路建設に必要なものを検討し、道路財源を一般財源化する。
     B.道路建設に必要なものを検討し道路財源を一般財源化する。
     C.必要なもの ・・・との表現で全てを含める。
3.同意書を予め取っておき自分達の責任を逃れるようにする。
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昨日? 一昨日? 大和ガスの人がガス管の交換に5万円必要とXXに話した。坂戸ガスでは人手が足りないので大和ガスが我が家の工事をすると坂戸ガスが言っていたとXXが語る。坂戸ガスが執拗に「同意書に署名を要求して来た」のは、坂戸ガスの都合(発案)で都市ガスに変えたのだから、各家へのガス管の交換費用を出すべきだと、突っ込まれることを避ける為だったことにようやく気付く。

投稿要旨:人を騙さなければ仕事ができない様な、騙しの手段を弄するのが優秀な者だと評価される公務員(モドキを含めて)に成れなくて、成らなくて、幸せだ! と、負け犬の遠吠え、負け惜しみで言っているのでなく無いように表現を工夫する。
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2008年6月19日23時28分
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記者会見する「脱藩官僚の会」の発起人。左から寺脇研氏、江田憲司氏、高橋洋一氏=19日、東京都
港区赤坂
 中央省庁出身者による政策集団「官僚国家日本を変える元官僚の会(脱藩官僚の会)」の発起人会
(代表・江田憲司衆院議員)が19日、立ち上がった。8月下旬にも召集される臨時国会前の設立に向
け、会員の公募を始める。

 発起人会には江田氏をはじめ、規制改革会議委員の福井秀夫政策研究大学院大教授、小泉政権が進め
た構造改革にかかわった高橋洋一東洋大教授、大阪府特別顧問を務める上山信一慶大教授ら計8人が参
加。無駄遣いや天下りの廃止を求め、官僚の決起を促す緊急アピールを発表した。
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