上方に所用あり。時間を調整して 古都 京都 を訪ねたり。
ウン十年前から何度も訪ねた都である。明るい内は太陽の方向と交通標識で目的地に何とか辿り着ける。午前中は迷うことが無かった。
欲をかいて、午後4時過ぎだったかな? 再訪だ。
最初は金閣寺と思っていたが、フト、嵐山へと気が変わった。西へ向かえばいいと高をくくっていた。これが間違いだった。老生、訳あって小便間隔が短い。街中でトイレ探しにウロウロした所為もあって、目的地の嵐山に到着した時は日が落ちてしまっていた。
横道に逸れるが、嵐山はアラシヤマと読む。
日本全国レベルなら知らぬ人は居ないだろう。
だが、京都に興味の無い関東(東武東上沿線)の方はランザンと
読まれるかも知れぬ。武蔵嵐山(ムサシランザン)の命名は京都の嵐山のように
風光明媚だと名前を拝借したものだ。ご承知願いたい。
さて、話は戻って、クドクドと老生の失敗談を記述してみてもセンナイ話だ。先に進もう。午前中や嵐山に来るまではナビもなく地図も見ずにスイスイ街中を走った成功体験が災いした。真っ暗になってしまって嵐山から名神高速京都南インターへの道が分からない。
何度道を尋ねたことか?
男女を問わず、若くは中学生ぐらいから老生より遥かに高齢と思しきご老人までの、京都市民に道を尋ねた。ようやく、本日の投稿記事の結論に辿り着いた ・・・
南インターへは、どう行けばいいですか?
この一言で、全ての方々が的確に指示してくれた。暗さと慣れないせいもあって指示通りに車を走らせなかったから結果的に6〜7人に尋ねる事になったが、皆ジャマクサガラなかった。老生、かなりの年齢まで上方住まいだ。関東の言葉や人々の態度(所作)よりも上方のを受け入れる。だから余計に有りがたく真に親切に感じた。
それにしても、流石に観光都市である。市民が観光客、訪問者の扱いに慣れている。街に買い物であれ観光であれ人々が集まるのは街に活気が出る。地域住民にとってありがたい事だ。だから、観光客・訪問客をおろそかに扱ってはならぬ。観光客、訪問客にとって一番ありがたいのは目的の場所にスムーズに到着することだ。土地の人に的確に案内していただければそれだけで好感を持つ。
何度訪れても、悪い印象を持ったことが無い。何度でも訪れたいと願っている。
そんな意味で、正真正銘の観光都市と言ったのである。



掲載の写真は、京都の 東寺(教王護国寺)です。
平成19年11月7日、朝7時ごろ撮影。
★NHK大河ドラマ「平清盛」放送に合わせ、24年1月9日、蔵入り写真に入れ替えました。
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